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教員紹介
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三澤真美恵 みさわ まみえ
略歴
- 慶応大学文学部卒業後、出版社勤務を経て台湾に留学。台湾大学歴史学研究所修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻単位取得退学
- 「植民地期台湾人による映画活動の軌跡――交渉と越境のポリティクス」にて東京大学より博士(学術)学位取得
専門
単著
- 『在「帝國」與「祖國」的夾縫間──日治時期臺灣電影人的交涉和跨境』李文卿・許時嘉訳、2012年4月、台北:台湾大学出版中心、総405頁
- 『「帝国」と「祖国」のはざま――植民地期台湾映画人の交渉と越境』東京:岩波書店、2010年8月、総372頁
- 『殖民地下的銀幕――台灣総督府電影政策之研究1895―1942年』台北:前衛出版社、2001年10月、総470頁
著書(分担執筆)
- "La rébellion de Musha (1930), " Traduit de l'anglais par Gobille Boris, in the Book Ludivine Bantigny, Quentin Deluermoz, Boris Gobille, Laurent Jeanpierre, Eugénia Palieraki, eds., Une histoire globale des révolutions, Paris: La Découverte, 2023, pp.466-470.
- 〈由白克和林摶秋的足跡試論戰後臺灣電影的「雙重連續性」〉(周俊宇譯)蔡龍保主編《殖民地臺灣的經濟與產業發展之再思考》2024年3月,台北:五南出版,頁235-261。
- 「戦後台湾映画における「二重の連続性」ーー白克と林博秋の足跡から」小山三郎責任編集・近現代東アジア研究叢書編集委員会・国立台北大学歴史学系共編『霞山アカデミー近現代東アジア研究叢書 日本統治期 台湾の経済、産業発展再考』東京:霞山会、2024年5月15日、227-250頁
- 「中華民国の国歌」若林正丈・家永真幸編『台湾研究入門』東京大学出版会、2020年03月05日
- 「初期臺灣電影史研究的方法與課題」、李道明主編『動態影像的足跡--早期臺灣與東亞電影史』台北市:國立台北藝術大學‧遠流出版、2019年3月、pp. 27-56.
- “The Mysterious Popularity of Japanese Films in Taiwan in the 1950s and ’60s,” in the book Cultural Politics around East Asian Cinemas 1939-2018, edited by Noriko Sudo and Takeshi Tanikawa, Kyoto and Victoria: Kyoto University Press and Trans Pacific Press, 2019, pp.203-231.
- “The National Anthem Film in the Early 1950s Taiwan” in the book East Asian Transwar Popular Culture: Literature and Film from Taiwan and Korea, edited by Pei-yin Lin and Su Yun Kim, Singapore: Palgrave Macmillan, 2019, pp.179-206.
- “The Production of Imperialized Bodies: Colonial Taiwan’s Film Regulations and Propaganda Films” in the book East Asian Transwar Popular Culture: Literature and Film from Taiwan and Korea, edited by Pei-yin Lin and Su Yun Kim, Singapore: Palgrave Macmillan, 2019, pp.147-178.
- 「第18章 日本人拍攝台語片的視角:訪日籍導演小林悟」王君琦主編『百變千幻不思議:台語片的混血與轉化』台北:聯經、財團法人國家電影中心、2017年10月、491-504頁。
- 「序章 発見された植民地期台湾映画フィルム」「第4章 植民地期台湾の戦時動員と映画ーー『台南州 国民道場』を中心に」「終章」「巻末付表1,2」三澤真美恵編、出版協力:国立台湾歴史博物館『植民地期台湾の映画ーー発見されたプロパガンダ・フィルムの研究』東京:東京大学出版会、2017年
- 「台湾における初期テレビ史の概況」三澤真美恵・川島真・佐藤卓己編著『電波・電影・電視――現代東アジアの連鎖するメディア』東京:青弓社、2012年10月、162-185頁
- 「「戦後」台湾での日本映画見本市―― 一九六〇年の熱狂と批判」坂野徹・慎蒼健編『帝国の視角死角――〈昭和期〉日本の知とメディア』東京:青弓社、2010年12月、207‐242頁
- 「被遺忘的「抗戰」電影導演何非光一位殖民地時期臺灣出身者想像中的『我們』」金艾琳・柳書琴編『전쟁이라는 '문턱' : 식민지총력전과한국타이완의문화구조』ソウル:韓國學術振興財團東亞研究所、2010年7月、294‐318頁。同中国語版金艾琳・柳書琴編『戰爭與分界「總力戰」下臺灣・韓國的主體重塑與文化政治』台北:聯経出版社2011年3月21日
- 「映画フィルム資料の歴史学的考察に向けた試論――台湾教育会製作映画『幸福の農民』1927年をめぐって」王徳威・廖炳惠・黄英哲・松浦恒雄・安部悟編『帝国主義と文学』東京:研文出版、2010年7月、367-393頁
- 「米国広報文化交流局USIS)と台湾「自由」映画陣営の形成」土屋由香・貴志俊彦編『文化冷戦の時代』東京:国際書院、2009年2月 、95‐118頁。中国語版、土屋由香・貴志俊彦・林鴻亦、李啟章譯『美國在亞洲的文化冷戰』台北稻香出版社、2012年6月1日韓国語版김려실訳『문화냉전과아시아: 냉전연구를탈중심화하기』소명출판、2012년 6월 10일
- 「植民地期台湾における映画受容の特徴」小山三郎編『台湾映画――台湾の歴史・社会を知る窓口』京都:晃洋書房、2008年11月、30‐70頁
- 「植民地「帝国」日本の映画に関する研究動向とその可能性――台湾映画史研究に即して考える」黄自進主編『東亞世界中的日本社會特徵』台北:中央研究院亞太區域研究中心、2008年8月、353-389頁
- 「抗戦初期中国国民党電影統制――以宣伝部的電影制作為中心」姜進編『都市文化中的現代中国』上海:華東師範大学出版社、2007年7月、458‐480頁
- 「抗戦期中国の映画統制――取締から積極的活用へ」平野健一郎編『日中戦争期の中国における社会・文化変容』東京:財団法人東洋文庫、2007年3月、133‐170頁
- 「抗戦勃発後の劉吶鴎の映画活動」国立中央大学中国文学系編印『劉吶鴎国際研討会論文集』台南:国家台湾文学館出版、2005年11月、365−404頁。中文版「中日戦争爆発後劉吶鴎在上海的電影活動」梁竣瓘訳、同上、405−440頁
- 「殖民地時期台灣電影接受過程之混合式本土化」主編若林正丈・呉密察、編輯委員駒込武・川島真・三澤真美惠・何義麟・許佩賢・陳培豐『跨界的台灣史研究──與東亞史之交錯』台北:播種者文化有限公司、2004年4月、241‐270頁
- 「台湾教育会的電影宣伝策略――1914‐1942年」若林正丈・呉密察編『台湾重層近代化論文集』台北:伝播者出版、2000年8月、413‐447頁
研究論文
- 研究討論 Review Article〈日本過去三十年「慰安婦」問題研究回顧〉『女學學誌』第49期、2022年6月、89−148頁、査読有。DOI:10.6255/JWGS.202112_(49).03
- 「戦後台湾映画における「二重の連続性」に関する試論 : 白克と林摶秋の足跡から」『JunCture : 超域的日本文化研究』 13号(2022年3月30日) 24-40頁、招待(DOI https://nagoya.repo.nii.ac.jp/record/2002392/files/juncture_13_24.pdf)
- 「現代台湾「慰安婦」表象に関する一考察--ドキュメンタリー映画『阿媽の秘密』『葦の歌』を中心に」『中国語中国文化』19 号 2022年3月、 101-153頁(DOI https://doi.org/10.34489/nichidaichubun.2022.19_101)
- 「日本における台湾映画『セデック・バレ』の受容」日本大学人文科学研究所 2019年度総合研究「テクストにおけるファクト――翻訳・転移・移動の視点から」『研究紀要』第101号、2021年、235-239頁
- 「現代台湾「慰安婦」言説の整理 ——2001年論争以前」『中国語中国文化』第18号、2021年3月、19-64頁
- 「 「記憶の場」としての映画『セデック・バレ』」『アジア民衆史研究』第25集、2020年5月、23-36頁
- 「戰後臺灣電影院「播放國歌影片」之確立過程」蓋曉星譯『CJEAS當代日本與東亞研究』第2卷第9號 2018年11月(http://jeast.ioc.u-tokyo.ac.jp)
- 「劉吶鴎の「織接=モンタージュ」--その映画論の特徴と背景」『中国語中國文化』第 14 号2017年3月25日、21-58頁、査読有
- La réception du cinéma à Taiwan sous domination coloniale japonaise : une « assimilation par confrontation », traduit par A. Nanta et L.Nespoulous, Ebisu-Études japonaises, numéro 53, 2016 査読有
- 「戦後台湾の映画館における国歌フィルム上映プログラムの確立 Establishing the ROC’s National Anthem Film Program in Post-World War II Taiwanese Movie Theaters 」『日本台湾学会報』18号、2016年8月、63-85頁、査読有
- 「国立台湾歴史博物館所蔵「植民地期台湾映画フィルム史料」の特徴Characteristics of Colonial Taiwan Film Materials Archived by National Museum of Taiwan History」 『メディア史研究』38号、2015年9月、21-46頁、査読有
- 〈電影理論的「織接=Montage」--劉吶鷗電影論的特徵及其背景〉康來新、許秦蓁編選《臺灣現當代作家研究資料彙編53劉吶鷗》臺南市:臺灣文學館2014年12月頁239-268
- 〈1960年臺北的「日本電影欣賞會」所引起的「狂熱」和「批判」〉(王麒銘譯、鍾淑敏校正)《臺灣學研究》第17期2014年10月,頁113-150査読有(https://wwwacc.ntl.edu.tw/public/Attachment/5226911124.pdf)
- “Colony,Empire,and De-colonization”in Taiwanese Film History, International Journal of Korean History19/ 2(2014/08), Seoul: Korea University, pp.35-70査読有
- Aliénation ou acculturation coloniale ? Taiwan et l'"énigme" d'un succès : le Festival du film japonais de Taipei (1960), traduit par A. Nanta, L.Nespoulous et A.Kerlan, Cipango - cahiers d'études japonaises, numéro 19, 2012, à paraître 2013. 査読有
- 「「皇民化」を目撃する 映画『台南州 国民道場』に関する試論」『言語社会』7号2013年3月、東京:一橋大学査読あり、101-119頁
- 「1970年代台湾「心理建設」としてのテレビ統制」『メディア史研究』32号2012年9月東京メディア史研究会査読有、83-105頁
- “From Censorship to Engagement: China’s Regulation of Motion Picture during the Anti-Japanese War,” Modern Asian Studies Review, Vol.3(2011), Tokyo: Toyo Bunko, pp.39-79.
- 「植民地期台湾人による映画活動の軌跡――交渉と越境のポリティクス」東京:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士論文、2006年1月、総232頁査読あり
- 「日本植民地統治下の台湾人による非営利の映画上映活動」『歴史学研究』802号2005年6月東京:歴史学研究会編集・青木書店発行、3042頁・80頁査読なし
- 「暗殺された映画人、劉吶鴎の足跡1932-1937年――「国民国家」の論理を超える価値創造を求めて」『演劇研究センター紀要Ⅳ』2005年1月、東京:早稲田大学演劇博物館21世紀事業演劇研究センター、111−123頁査読あり
- 「南京政府期国民党の映画統制――宣伝部、宣伝委員会の映画宣伝事業を中心として」『東アジア近代史』第7号2004年3月名古屋東アジア近代史学会、67‐87頁査読あり
- 「植民地期台湾における映画普及の分節的経路と混成的土着化」『立命館言語文化研究』第15巻3号2004年2月、京都:立命館大学国際言語文化研究所、39‐52頁査読あり
- 「何非光、越境する身体――〈忘却〉された台湾出身の抗日映画人」『年報 地域文化研究』第6号2002年度2003年4月、東京:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻、188‐212頁査読あり
- 「日本時代台湾電影政策之研究1895年1942年」台北:国立台湾大学歴史学研究所修士論文、1999年7月、総270頁附録60頁、査読あり
論評
- 「林摶秋與日本電影——宛如輪舞曲」(李韻 訳)『電影欣賞』第200期(2024年9月)30-39頁
- 「2006年の歴史学界回顧と展望」「台湾」の部分を担当『史学雑誌』116編5号2007年5月東京史学会、244-246頁
- 「モダニティと『被植民者の主体性』――台湾映画史からの対話」呉密察・黄英哲・垂水千恵編『記憶する台湾──帝国との相剋』東京東京大学出版会、2005年5月、223‐242頁
- 「石婉舜論文へのプレリュード――視聴覚メディアとしての演劇における植民地的近代性」藤井省三・垂水千恵・黄英哲編『台湾の「大東亜戦争」』東京東京大学出版会、2002年12月、145-155頁
書評
- 「洪郁如著 法政大学出版局『誰の日本時代 : ジェンダー・階層・帝国の台湾史』」『中国研究月報』2022年5月号、76巻5号(No.891)32-37頁
- 「劉文兵著 東京大学出版会『日中映画交流史』」『中国研究月報』2017年5月号、71巻5号(No.831)、 22−27頁
- 「アン・ニ著『戦時日中映画交渉史』」『史学雑誌』120編7号2011年7月、東京史学会、78‐86頁
映画評
- 「故郷に起きた「真実の物語」を保存する――『静かなるマニ石』論」『セルニャ』第6号(2019年3月10日)、186-198頁
インタビュー
- 湯湘竹監督「最良の部分は永遠にレンズの外側にある 」『中国語中国文化』第16号(2019年3月25日)128-145頁
- 楊家雲監督「アマが生きた真実の記録を残す」『中国語中国文化』第16号(2019年3月25日)146−162頁
- 吳秀菁監督「他者の生命をテクストにする責任」『中国語中国文化』第16号(2019年3月25日)163−181頁
編集委員執行編集
- 『日治時期台湾文芸評論集 雑誌篇』第―4巻、台南:国家台湾文学館籌備処、2006年、主編黄英哲
- 『跨界的台灣史研究──與東亞史之交錯』台北:播種者文化有限公司、2004年4月、主編若林正丈・呉密察、その他の編輯委員 駒込武・川島真・何義麟・許佩賢・陳培豐 総440頁
資料紹介
- 「国家電影資料館台湾」2008年7月『アジア遊学』第111号、東京:勉誠出版、120‐121頁
- 「英国長老派教会資料中の台湾関係資料について」『中国21』36号2012年3月、愛知大学現代中国学会編、東方書店、315‐318頁
- 「植民地期台湾関係資料について――滋賀大学経済経営研究所所蔵植民地期台湾関係資料の紹介を中心に」『彦根論叢』第344・345号80周年記念論文集、2003年11月1日、滋賀滋賀大学経済学部紀要、221‐238頁
事典・辞書の項目執筆
- 「台湾映画」等の項目『マイクロソフト エンカルタ 百科事典2000CDROM』Microsoft Corporation. 1999年
- 「中国語圏映画人」の項目執筆・編集委員『世界人名辞典』東京:岩波書店2013年12月
- 「映画」の項目、中国文化事典編集委員会編『中国文化辞典』丸善出版、2017年4月
- 「何非光」の項目、柳書琴主編,陳萬益總顧問日治時期台灣現代文學辭典』聯經出版,2019年6月,183 -184 頁
エッセイ・コラム・作品解説
- "Le 7e art, un drôle de trait d’union," ZOOM JAPON, numéro 144 (octobre 2024), pp.12-15
- 「再見、東京現像所――華語圏映画の名作も手がけた技術集団の終業」『中国語中国文化』 21 号 、2024年3月、211-217頁
- 「台湾人元「慰安婦」被害女性の声を聞く--記録映画『阿媽の秘密』と『葦の歌』」永原陽子・吉澤誠一郎責任編集『岩波講座 世界歴史 21巻 二つの大戦と帝国主義Ⅱ 20世紀前半』2023年、東京:岩波書店
- 「人生別離足る、侯孝賢の映画がある。」『HHH:侯孝賢(原題:HHH un portrait de Hou Hsiao-hsien)』(オリヴィエ・アサイヤス監督、1997年)デジタルリマスター版劇場公開時パンフレット(2021年、配給:オリオフィルムズ)18-19頁
- 「ニューシネマ以前の台湾における映画状況--植民地期から戒厳時期まで」『ユリイカ』777号(vol.53-9)2021年8月、78-89頁。
- 「必備的巨著」との対話はつづく(特集:台湾研究、この一冊)」『日本台湾学会ニュースレター』第36号、2019年4月、1-2頁
- 「戒厳時期台湾の映画人① 呂訴上」『台湾協会報』2019年5月15日、2頁
- 「戒厳時期台湾の映画人② 何基明」 『台湾協会報』2019年6月15日、2頁
- 「戒厳時期台湾の映画人③ 白克」 『台湾協会報』2019年7月15日、2頁
- 「この闇の中を覗いてごらん(特集:銀幕の台湾)」 『日本台湾学会ニュースレター』第34号、2018年4月、1-2頁
- 「台湾で発見された植民地期のプロパガンダ・フィルム」『UP』第540号、2017年10月、東京:東京大学出版会、25−29頁
- 「緻密な闇の設計図を玩味するーー『牯嶺街少年殺人事件』の歴史的背景」『牯嶺街少年殺人事件』4Kレストア・デジタル・リマスター版パンフレット、東京:ビターズ・エンド、2017年3月
- 「映画にみる台湾の民主化」『ワセダアジアレビュー』第15号、2014年3月
- 「台湾の民主化運動と映画『GF*BF』」『GF*BF』公開時パンフレット、東京:太秦 、2014年
- 「シンガポール映画研究へのアプローチ」『中国語中国文化』第7号2010年3月、東京:日本大学文理学部中国学専攻、123‐129頁
- 「国際ワークショップ“Pop Culture in Asia: Comparison of Film Culture”」『アジア遊学』第115号2008年10月東京:勉誠出版、190193頁
- 「映画にみる東アジア現代史」『歴史と地理 世界史の研究』2008年8月号、東京:山川出版社、42‐45頁
- 「〈孤島〉上海映画工作の一側面――ある台湾人〈対日協力者〉の足跡から」『アジア遊学特集・メディアとプロパガンダ』第54号2003年8月、東京:勉誠出版、132‐141頁
- 「植民地支配下台湾における映画上映空間」『アジア遊学特集・台湾模索の中の躍動』第48号2003年2月、東京:勉誠出版、30‐37頁
翻訳
- 卓伯棠「香港ニューウェーブの始まり――映画産業とテレビ産業の相互関係」三澤真美恵・川島真・佐藤卓己編著『電波・電影・電視――現代東アジアの連鎖するメディア』東京:青弓社、2012年10月
- 廖炳惠「台湾ポストモダンかポストコロニアルか」松浦恒雄編『越境するテクスト――東アジア文化・文学の新しい試み』東京:研文出版、2008年7月、5‐25頁
字幕翻訳・字幕監修
- 魏徳聖『セデック・バレ』2013年劇場公開監修
- 賈樟柯監督『世界』2005年劇場公開監修
- 張元監督『ただいま』2001年劇場公開
- 陳以文監督『現実の終わり夢の続き』2000年劇場公開
- 蕭菊貞監督『紅葉野球チーム』1999年山形国際映画祭上映作品
- 陳俊志監督『美麗少年』1999年山形国際映画祭上映作品
- 陳以文監督『ジャム』1998年劇場公開
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学会・国際シンポジウム発表
- 「なぜ、いま台湾語映画か?」国際シンポジウム「よみがえる台湾語映画の世界」 2021年10月02日@アテネフランセ文化センター(主催:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター、共催:日本映像学会アジア映画研究会、アテネ・フランセ文化センター、協力:台湾映画・メディア文化センター、国立映画アーカイブ)
- 「「戦後」台湾映画における二つの連続性――林摶秋と白克」国際シンポジウム「メディア化された身体/引き裂かれた表象――東アジア冷戦文化の政治性」〈第一部:ポストコロニアル中華圏の断絶と連続性〉第4報告、2021年1月23日(土)@名古屋大学(オンライン開催)
- « Debate over “comfort women” and public memories in Taiwan », Séminaire de Institut d’Asie Orientale, CNRS (Lyon Institute of East Asian Studies, French National Centre for Scientific Research),13/March/2020
- 「「記憶の場」としての映画『セデック・バレ』」アジア民衆史研究会2019年度第2回研究会「メディアからみる国家と民衆の暴力」2020年1月11日(土)於:明治大学
- 「植民地期台湾における日本人の映画活動」早稲田大学演劇博物館国際シンポジウム『日本演劇・映画人の〈台湾時代〉―植民地舞台にみる文化的交錯―』2019年11月13日、於早稲田大学『跨期台灣人文史工作坊』2019年8月5日、於:日本大学文理学部
- 「画期を跨ぐ国共映画史の鏡像:二人の映画人、二本の映画」科研費(基盤研究C:15K01893)「1945年前後」「1949年前後」の台湾映画統制に関する基礎研究
- 研究会報告
- 「現代台湾における「慰安婦」表象――二本のドキュメンタリー映画を中心に」 日本台湾学会第 21 回学術大会(第6分科会)2019 年6月 8 日(土)、 於:福岡大学
- 「1950 - 60年代台湾「反共抗ソ総動員運動」と国歌フィルム上映」高麗大学校文科大学と日本大学文理学部との国際学術交流会議、2016年12月27日(火)、於日本大学文理学部百周年記念館2回会議室2
- 「台湾転型正義和記録片叙述――以両部有関「慰安婦」影片為例」「影像記録與両岸社会」工作坊、主弁:中国社会科学院文学研究所台香澳暨世界華文学研究中心、2016年8月18日、於中国社会科学院文学研究所会議室727
- 「植民地期台湾の戦時動員プロパガンダ映画――発見されたフィルムから考える」20世紀メディア研究所第106回研究会、2016年 10月29日(土)、於早稲田大学早稲田キャンパス 3号館808号室
- 「重新檢討殖民地時期台灣電影統制 – 以被發現的影片史料為例(Rethinking Colonial Taiwan’s Film Regulations: Using the Discovered Film Materials as Examples)」, Conference on “Taiwan Cinema: A New Historiography,” 3-4 June 2016. Organised by Centre for Cultural Studies, CUHK. Sponsored by Faculty of Arts, Department of Cultural and Religious Studies and Lee Woo Sing College, CUHK
- 「映画『セデック・バレ』における再現の不可能性――植民地期台湾原住民族抗日武装蜂起事件の映画化をめぐって」2015年度 東アジア歴史研究フォーラム「媒體と公共記憶の中の戰爭:19世紀末∼20世紀前半期」2015年11月6-7日、於韓国漢陽大学
- 「台湾ドキュメンタリーと移行期正義」シンポジウム「ドキュメンタリーに見る現代台湾の光と影」2015年10月11日日、於遊学館山形県生涯学習センター、主催山形大学人文学部付属映像文化研究所・台湾文化部、共催公益財団法人りそなアジアオセアニア財団・山形国際ドキュメンタリー映画祭・ 台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
- “Sinicizing Taiwanese through Singing: Ritual Program of the ROC’s National Anthem Film,” “Visualizing the Process of Becoming Japanese: Colonial Taiwanese Film Civilian Dojo,” International workshop: Nation, Gender, and Genres: Literature and Film from Taiwan and Korea, 1930s ~1960s, August 7, 2015 atRun Run Shaw Tower, Room 730,Hong Kong University.
- 「1950年代前半台湾の映画館における「国歌斉唱」プログラムの確立」日本台湾学会 第17回学術大会第13分科会「「戦後」台湾における国民党政権の映像資料の可能性―統治・宣伝・正統性」2015年5月23日(土) 於:東北大学川内北キャンパス
- 「植民地期台湾における映画戦時下で製作された『台南州国民道場』『台湾勤行報告青年隊』を事例として」明治大学情報コミュニケーション研究科フォーラム「戦後70年 国際シンポジウム東アジア表象メディアの創出と伝承沖縄・台湾・韓国、そして日本の戦前・戦後」2015年3月16日、於明治大学グローバルホール
- 「1950年代前半期台灣電影院「國歌儀式」的確立」國際學術研討會「影像與史料影像中的近代中國」2014年10月11日-12日, 於國立政治大學
- 「植民地期台湾史研究で「公共性」を問うことの陥穽」日本植民地研究会第22回全国研究大会「共通論題植民地権力と「公共性」」2014年7月6日、於立教大学池袋キャンパス本館2階1202教室
- "“Colony, Empire, and De-colonialism” in Taiwan Film History ," International Conference "New Approaches to History Through the Visual Media," July 5, 2014, @ Global Conference Room, Centennial Memorial SAMSUNG Hall, Korea University, held by the Organizing Committee :The Collecting and Digitizing Project on Film Documents in Modern Korea, Center for Korean History, Korea University
- 「初期台灣電影史研究的方法與課題」國際研討會「東亞脈絡中的早期臺灣電影方法學與比較框架Early Taiwan Cinema: the Regional Context and Theoretical Perspectives」2014年4月26日、主催國立臺北藝術大學電影與新媒體學院電影創作學系
- “Visualizing the Process of Becoming Japanese: Colonial Taiwanese Film Civilian Dojo,” The Association for Asian Studies Annual Conference, March 23, 2013, @Manchester Grand Hyatt in San Diego
- 「1950年代前半臺灣電影院國歌齊唱秩序的確立由國民黨電影統制統合國民的觀點來思考(The National anthem at theaters in Taiwan during the first half of the 1950’s: from a perspective of the Chinese Nationalist Party’s Film Regulation )」国際シンポジウム「第一屆臺灣研究世界大會The 1st World Congress of Taiwan Studies 」2012年4月28日、主催中央研究院台湾
- 「研究ノート劉吶鴎映画論の射程」国際シンポジウム「璀璨波光2011劉吶鷗國際研討會(Illuminations at 2011 International Conference on Liu Na-ou)」2011年9日10日、於中壢中央大學文學院國際會議廳、主催國立中央大學、國立臺灣文學館、共催教育部、長榮大學、長榮中學
- 「「戰後」台灣的「日本電影欣賞會」──一九六○年的狂熱與批判」国際学術シンポジウム「戦後台湾社会與経済変遷」2009年12月23 ‐24日、於台湾中央研究院人文社会科学館北棟3楼第一会議室、主催中央研究院台湾史研究所
- 「植民地時期台湾知識分子的非営利電影放映活動」Conference : History of Early Chinese Cinema(s) Revisited (中国早期電影歴史再探研討会), 2009年12月15‐16日於香港大学、主催香港電影資料館、共催香港大学香港人文社研究所亜洲研究中心、賛助米国イリノイ州大学東亜及太平洋研究中心・香港浸会大学傳理学院媒介與傳研究中心
- 「台湾総督府の映画利用――残存する映像資料の分析を中心として――」、国際シンポジウム「帝国主義と文学――殖民地・淪陷区・『満州国』」2008年8月1日‐3日、於愛知大学、主催愛知大学
- 「冷戦期台湾における銀幕の「敵」――1960年「日本電影欣賞会」を事例として」第9回 LAC 国際シンポジウム「映画と「敵」――中国語圏映画における日本軍の表象」2008年2月2日、於東京大学駒場キャンパス学際交流ホール、主催日本学術振興会人文・社会科学振興のためのプロジェクト研究事業領域V-3「文学・芸術の社会的媒介機能」コア研究「文学・芸術の社会的統合機能の研究」LAC
- 「植民地「帝国」日本の映画に関する研究動向とその可能性――台湾映画史研究に即して考える」東亞世界日本社会的特徴国際研討会、2007年3月16日於台湾中央研究院、主催中央研究院人社中心亜太区域研究專題中心、共催日本交流協会
- 「1930年代中国国民党対電影的積極統制――以宣伝部、宣伝委員会的電影製作為中心」中国現代城市大衆文化與社会変遷国際研討会、2005年12月1718日、於上海華東師範大学、主催:華東師範大学歴史系・中国社会科学院近代史研究所民国史室・歴史研究雑誌社
- 「「抗戰」初期劉吶鷗在上海的電影活動」劉吶鷗国際学術研討会、2005年9月18日、於台南国家台湾文学館、主催国家台湾文学館、開催校:国立中央大学中国文学系、共催:台南縣政府文化局「劉吶鴎国際研討会」
- 「抗戦初期中国における映画統制――档案資料による中国映画史再考の試み」日本マス・コミュニケーション学会 春季研究大会ワークショップ「東アジア映画史論の提唱」、2005年5月29日、於島根県立大学
- 「劉吶鷗、沒有「国旗」的電影工作者」2004年台湾電影国際学術研討会:国家與台湾電影、2004年12月4日、於中壢国立中央大学国際会議庁、主催:天主教輔仁大学比較文学研究所・国立中央大学電影文化研究室・国立台湾芸術大学応用媒体芸術研究所
- 「植民地時期台湾電影史研究的可能性」華語電影歴史研討会、2003年12月11‐12日、於台北富都飯店、主辦単位財団法人国家電影資料館、指導単位行政院文化建設委員会・行政院新聞局・行政院大陸委員会
- 「南京政府期国民党の映画事業――中央宣伝委員会1931年‐1935年を中心として」東アジア近代史学会第8回研究大会、2003年6月28日、於国士舘大学世田谷校舎中央図書館
- 「1920年代台湾映画政策の国際的文脈と内在的要因――活動写真フィルム検閲規則1926年府令第59号施行を中心に」日本台湾学会第4回学術大会「台湾メディア史研究」分科会、2002年6月8日、於名古屋国際会議場
外部研究資金受給歴
- 2020年度−2024年度 科学研究費補助金基盤研究C「二重の連続性でみる戒厳令下1950年代台湾映画の複合的研究」(課題番号:20K12330)研究代表者
- 2015年度−2019年度 科学研究費補助金基盤研究C「「1945年前後」「1949年前後」の台湾映画統制に関する基礎研究」(課題番号:15K01893)研究代表者
- 2011年度‐2014年度 科学研究費補助金基盤研究C「東アジア植民地映画フィルム史料の多角的研究モデル構築」(課題番号:23510328)研究代表者
- 2008年度‐2010年度 科学研究費補助金基盤研究B「20世紀東アジアにおける視聴覚メディアの相互連関」(課題番号:20310150)研究代表者
- 2008年度‐2009年度 科学研究費補助金挑戦的萌芽研究「植民地期台湾映画フィルム史料の歴史学的整理分析」(課題番号:20652050)研究代表者
- 2009年度−2012年度 科学研究費補助金基盤研究B「東アジアにおける魯迅「阿Q」像の系譜」(研究代表者:藤井省三、課題番号:21320065)における連携研究者
- 2007年度‐2008年度 科学研究費補助金基盤研究B「冷戦初期アメリカ合衆国の環太平洋地域における産業・情報政策に関する学際的研究」(研究代表者:土屋由香、課題番号:18310162)における研究分担者(同科研自体の研究期間は2006年度−2008年度)
- 2002年度 財団法人交流協会歴史研究者派遣交流事業研究員。期間3ヶ月、派遣先台湾、研究テーマ「台湾出身の抗日映画人、何非光について」
教員紹介
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